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○2023年北方山草会講演会

「2022 年水生植物相調査の成果概説 〜久種湖,半月湖,茨戸川〜」(首藤光太郎さん)の講演要旨


 まずは、水生植物の定義から始まりました。
生育形は4種類ありますが、ひとつの種でも環境により変わります。
水生植物の現状は、最近調査もあまりされておらず、なかなか厳しいようです。
まず、利尻島の久種湖の話です。
沈水植物の状態です。
抽水植物の状態です。
流出河川で見られた沈水植物です。
調査結果です。
20種が確認され、かなり面白い場所だったようです。
まとめです。
成果は大きかったのですが、お目当てのナガバノエビモは見つかりませんでした。
次は倶知安町羊蹄山麓、半月湖です。
過去には産業・観光の利用がされていたとのことです。
行ってみると現状は・・・。
抽水植物が少し・・・。
調査結果。
それでも9種確認。希少種も3種あった。
調査結果の続き。
特徴的な植物が見られたとのことでした。
最後は札幌市と石狩市にまたがる茨戸川です。
思ったより結構広い範囲です。
過去の水生植物相調査がなく、最近北海道新産のゴハリマツモが確認されるなど、水草的に面白い場所とのことです。
水生植物の様子です。
調査結果は18科40種2雑種を確認しました。
希少種も6種確認。外来種は4種でした。
まとめです。
興味ある雑種も見つかり今後の報告が楽しみです。

 水の中へは簡単には入っていけませんが、面白い世界があるようです。十分に安全確保ができる方は覗いてみる価値がありそうです。


「北海道のキク科トウヒレン属」(国京潤一さん)の講演要旨

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