●観察会報告(2023.6.11)
○6月10日、今年3回目の観察会「高山植物など」が、道路沿いに所々雪が残るニセコ地区の神仙沼周辺で行われました。参加者24名でした。共和町神仙沼駐車場に集合後、初めに目国内岳登山口方向へ移動し、ヒメハイホラゴケを観察。フギレオオバキスミレ、シラネアオイなども見られました。
登山口ではベニバナイチゴ、コケシノブ、ミズバショウ、シラネアオイなどを観察できました。
駐車場に戻って午後からは神仙沼遊歩道でヒメタケシマラン、ムラサキヤシオツツジ、ザゼンソウ、エゾイチゲ、クロツリバナ、タカネザクラ、ミネカエデ、ハウチワカエデなどの花を見ました。湿原に入るとミツバオウレン、ワタスゲ、チングルマ、コヨウラクツツジなどを観察し、チングルマとショウジョウバカマの見事な群落を見て戻りました。
最後は大谷地駐車場へ移動し、ハクサンチドリ、オオタチツボスミレ、胞子をつけたフサスギナ、オクエゾサイシンのほか、エゾイチゲ、オオバナノエンレイソウ、エゾノリュウキンカなどまだまだ春植物が見られました。
案内人一押しのシダ ヒメハイホラゴケ | こちらもコケのようなシダ コケシノブ |
この地域でしか見られない ベニバナイチゴ | フギレオオバキスミレ |
シラネアオイ |
神仙沼湿原
案内人一押し ショウジョウバカマ | クロツリバナ |
人気が高かった ヒメタケシマラン | ミツバオウレン | まだ少し早かった ワタスゲ |
コヨウラクツツジ | チングルマ |
ここの目玉 フサスギナ | オオバタチツボスミレ | エゾイチゲ 最近はヒロバヒメイチゲと呼ぶらしい |
まだきれいな花が見られた エゾノリュウキンカ |