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2024年総会・講演会の報告(2024.3.19)
2024年3月16日(土)13時15分から、かでる2・7で行われた総会・講演会の様子を簡単に報告します。
今回も、Zoomによる配信を行い、会場とハブリッドの開催となりました。
参加人数は会場32名、リモート参加は確認できた範囲で12名だったようです。
総会に先立って、会場では会費の徴収・会誌の配布、資料の閲覧・配布などが例年どおり行われました。

開会に先立って高橋会長が2月末に刊行した「サハリン島の植物」について紹介と簡単な解説をし、本体は会場で閲覧されました。
○恒例の事務局・五十嵐さんの進行で議事に入りました。

○議事1 2023年度決算・2024年予算報告、会計監査報告
決算は収入1,162,852円、支出582,813円、次期繰越金580,039円で、それぞれここ数年では多めになりました。この1年は会誌の売り上げはここ数年ではまあまあ多くなりました、会誌40号は部数は例年どおり200部でしたが133ページと厚かったので、印刷代が多く掛かりました。単年度ではわずかに余裕がある程度でした。資金繰りのためには会誌の売り上げが期待されます。
このところ会員数は入れ替わりがあり110名を超えたこともありましたが、安定して106名くらいです。
予算は収入1,091,539円、支出548,930円となっています。
会計監査は事前に小山さんから問題ないと確認されたことが報告されました。

○議事2 2023年度の行事報告
観察会は計画したうち悪天候で1回中止となり5回の実施となりました。それでも延べ125名の会員が参加しました。概要はホームページに掲載しました。総会・講演会はZoomによるオンライン参加を併用しました。忘年会はまだ新型コロナが流行する可能性がある時期だったため中止でした。運営会議はメールを使って随時行われました。詳しくは会誌41号の花語草談室にあります。

○議事3 2024年度の行事予定
観察会は五十嵐さん、佐々木さんの案内による6回を予定(下記参照)しています。札幌圏からだとやや遠い場所もありますので、宿泊が必要な方は各自手配してください。
○議事4 次年度総会・講演会
次年度の総会は2025年3月15日(土)にかでる2・7/1030号会議室で行う予定です。
○議事5 会誌小特集
次号42号は「道北の植物」、42号は「カヤツリグサ科スゲ属」(ちょっと長いので「スゲの仲間」か)を特集する予定です。
議事についての提案、報告に対しての異議は出ませんでした。了承されたものとします。

観察会の予定 観察会は予告していたものから変更することがあるのでご注意ください。
5月11日(土)浦河町仁王別林道:トカチスグリなど
三石道の駅駐車場 午前10時集合 案内人:五十嵐さん
その後は大樹町歴舟川沿い
6月1日(土)むかわ町鵡川河口:カヤツリグサ科スゲ属
むかわ町道の駅 午前10時集合 案内人:五十嵐さん
その後は汐見2区、浜田浦など
6月22日(土)ヨコスト湿原:ショウブの観察など
白老町ヨコスト湿原海側 午前10時集合 案内人:五十嵐さん
その後は白老町ポロト湖
7月13日(土)湿原植物を見る会:苫小牧市柏原東湿原周辺
苫小牧市柏原湿原入口展望台周辺 午前10時集合 案内人:五十嵐さん
その後はウトナイ湖
8月3日(土)大雪山旭岳ワサビ沼湿原:高山植物
旭岳温泉駐車場 午前11時集合 案内人:佐々木さん
長靴持参、宿泊は各自で手配
9月14日(土)秋の草花観察会:岩見沢市利根別森林公園
岩見沢市利根別森林公園駐車場 午前10時集合 案内人:五十嵐さん

(詳しくは行事のページを参照してください。)

参加希望の会員は配車の都合などがあるので事務局の五十嵐さんへ1週間前までに申し込んでください。

これで総会は終了しました。

総会終了後、講演会が行われました。
講師は会員の佐々木純一さんで 「湿原とミズゴケ」と題して、普段あまり気にとめないミズゴケの構造や生態のほか、分類・分布など全道レベルの調査結果が話されました。その後、豊富な経験から全道の湿原・湿地について各論・紹介が存分に披露されました。

久々の懇親会はアスティ45の彩り屋に場所を移して、24名の参加で行われました。高橋英樹会長の新刊「サハリン島の植物」出版祝賀会として行われ、植物の話題で盛り上がりました。

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